実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

開花前・マイナス1

2018年5月

ブラックバイトのストレスで今より10キロくらい体重があった私は、パーソナルトレーニング糖質制限などハードな事をしていて体調が崩れがちだった

そんな時、知り合いの東京下町に住む女性から背中にアロマオイルを垂らすトリートメントに誘われた
彼女を下町さんと呼ぶ事にする

暇だったので軽い気持ちで下町さんのおうちにお邪魔してトリートメントを受ける事にした

彼女は霊感が強いらしくて、自分の前世はシスターなのと話していた

私も前世っぽい夢を見た事はあるものの、確信が持てずにいたし、自分の前世をクリアに思い出せるなんて下町さんすごいなあとただ感心していた……その時は

三つの映像


施術用のベッドに横たわり、背中にオイルが垂らされていく
八種類のアロマオイルを順番に垂らしていくトリートメントのおそらく二種類目で胃が急に痛くなった

なんとなくだけど、
「あなたは胃腸が丈夫と思い込んでるけどそんな事はない。ストレスで胃が痛くなる性質があるよ」
というデモンストレーションというか懲らしめというか、お母さんがちょっと熱いものを赤ちゃんに触らせて熱い熱いからダメね? と触ったらあかんものを学習させるような、そんな痛みだった
目をつぶりながらふいーん胃が痛いーと思っていたら、急に

真ん中に複雑な彫刻がしてある立方体の石塔、青い空
空を飛ぶ白い鳥
それを石で出来た建物から見てる
斜めに切りとられた映像だから、見てる人は多分横たわってこの景色を見てる

こんな映像がかなりクリアに見えたけど胃が痛いし、トリートメント始まったばかりだし、そのまま目をつぶって黙っていた

そしたらまた映像が見えた

薄暗い室内にある石で出来た井戸から水を汲む女の人の手

ここら辺でようやくこれは下町さんの前世だとわかった
私のではなく、下町さんという確信がなぜかあった


だけどまだまだ胃が痛いのでそのままいた
トリートメントの終盤に、三度目の映像が見えた

今度はかなりはっきり、前世での彼女の全体像だった
薄暗い部屋の窓辺に立つ顎と体格がしっかりした女性
まるで母をたずねて三千里のマルコのお母さんみたい
白人特有の、彫りが深くて目に影が差し瞳の色まではわからないけど、そこは修道院の中で、ブルーの服を着ていた
白っぽい腰からのエプロンに見える物をつけていて、頭にも白っぽい裾が反り返った三角の帽子の様な頭巾の様なものを被っていた

トリートメントが終わると、興奮して早口で今見えたものを下町さんに説明した

「でも不思議なのが、修道女なんだけど同時に看護婦さんの様なイメージもあるんだよね」
と私が言ったら、

「だって私、シスターでナースだったもん」
と事も無げに下町さんが答えた

胃の痛みは消え去っていた

青と白

それでも今見たものが信じられない私は、昔のヨーロッパは尼さんも看護婦さんも兼業だったのかな? と帰りの電車の中でスマホを出してググってみた
なぜかはわからないけど、16世紀、ヨーロッパというのは確信出来た

果たしてグーグルの結果は、あっさりと修道女と看護婦さんが兼業だったというそういえばレミゼのフェンテーヌも修道院みたいなとこで亡くなったな、と納得した

そして

この写真に目が釘付けになった

[


先の映像そっくりの帽子(?)に青い服…

そう、何故だか修道女さんは青と白の服を着てるのだ…

帰りの電車で一人叫び出したい気分になった

どうなっちゃったんだ、私?