なぜ天香久山
行かなくてもいいのだけど訳もなく気になる、行ってみたくなる
結果自分なりに意義のあるものになるのをセドナで感じたので、訳もなく気になる天香久山に行ってみる事にした
天香久山については「衣干したり 天香久山」という和歌に出てくる山、くらいしか知識がなかった
よく晴れて気持ちのいい日に行く事が出来た
山の中にはいくつかの神社があるみたいだけれど、なんとなく山の名前が付いている天香久山神社に行く事にした
山のふもとは遊歩道になっていて、所々に和歌の碑があり、それにちなんだ樹木が植わっていた
天香久山神社方向の標識通りに進んだつもりだったけど、道はどんどんワイルドな感じになっていった
途中道幅が少なく更に笹の葉がしげる山道を進んでいる時に、ホンモノの蛇が居た
私はカエルが一番苦手で蛇はにばんめに苦手なので、悲鳴にならない悲鳴をあげた
蛇はじっとして居て、鎌首をもたげて動かない
ようやくスススッと笹の茂みに行ってくれて、こわごわ道を進んだ
天香久山神社
やっとの事で天香久山神社の鳥居に出たけれど、よく見たら鳥居まで舗装された道路があった
普通に・・・車で来れたんだ・・・と拍子抜けしながら鳥居をくぐった
私と車を出してくれた友人以外、境内には誰もいなかった
拝殿前に地面に紙垂(しで)で祀られているものがあり、なんだろうと思って見てみたら、
寄り添う様に地面にある二つの石だった
説明板がないのでわからなかったけれど、誰も辺りにいないし、
しゃがみこんでじっくりとその石を視た
江ノ島の海で見た、あの黒い龍と白い龍の様に、二つで一つ、陰と陽の雰囲気を感じた
石は平坦な感じの薄い赤い石だけれど、黒くて小さいピラミッドを沢山並べた様な石版が視えてきた
その石版は地球のものではない感じだった
石版を通じて白っぽい着物を着た巫女的な人が、
当時の技術者達に最先端の技術を教えている
何の最先端技術なんだろう?
と更に視ようと意識を集中すると、石を加工している光景が視えた気がした
そしてこの天香久山に何度も何度も大きな光が降りて来たり飛び立ったりしているイメージが視えた
UFOで山を行ったり来たりして宇宙人らしき人が当時の巫女を通じて石の加工技術の仕方を技術者に教えている
言葉にしてまとめたら、そんなイメージだった
月と石
拝殿から覗き込む様にすると、拝殿の向こうに三つの小さなお社があった
じっと見ていると、白い平安時代の装束姿の男性が視えた
ここが特別な場所と知っていて、後世ここの力を利用していた感じがした
三つのお社の後ろにはさっき見えたピラミッド型の黒い石が沢山ついた石版のもっと大きなものが視えた
しばらく拝殿に一人立っていて、ひとしきり石版と男性を視てから天香久山神社を後にした
後で調べたら、天香久山神社は亀卜をする占いの神様が祀ってあり、本殿の後ろには巨石が三つあるらしい
天香久山にはかぐや姫の伝説があり、月を生んだ石だとか蛇つなぎ石など奇石がいくつかあるというのが分かった
昔の人はUFOを月だと思ったかも知れない
天香久山自体が高天原が分かれて出来たという言い伝えもあるらしい
天香久山神社が宇宙を感じる、初めての神社だった