実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

二月の京都・一日目 段階

なぜ京都

縁を切りたい人がいた

しかも、複数いた

中でも一人は、もう神頼みするしかないのでは、というくらい追い詰められるほど縁を切りたい人がいた

度々強力な縁切りをしてくれる神社として挙げられる安居金比羅宮に行こうと思った

セドナ後、京都に行く事はなんとなく避けていた

なぜなら京都は古の都であり人が沢山住んでいた場所

陰陽道やたくさんの呪術が未だに活かされているイメージがあり、かつて江ノ島に行った時に感じたあのビリビリとした亀石
https://camphoreriproject.hatenablog.com/entry/2019/03/31/172413
の雰囲気を思い出すと、大丈夫か京都に行って? と少しためらったが、多少の何かがあっても縁切りたい今すぐに、と言う事で京都行きを決めた

上賀茂神社


ここhttps://www.kamigamojinja.jp
に行きたかった理由はただ一つ、神山を見たかったから





天香久山で視たあのピラミッド型の石版のイメージになんとなく似ている・・・と思って、実物を見たらどんな風に感じるのか知りたかった




結果は・・・
結構参拝客が多すぎて集中できなかった

こればっかりですね・・・先輩霊能者Yさんに曰く「人がいる所でも集中できる様になさい」という事で・・・
出来る日が来るのか・・・? 謎です


この神社の由緒は、賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)という賀茂一族の姫が川で禊中に矢が天から放たれ、それを持ち帰り寝室に置いて寝た所懐妊→雷の神様を産む
という由緒がある
「わが父は天津神である」と甍を突き破り天に帰った雷の神様・・・なんとなくピコピコ宇宙系と関係あるような無いような・・・


この日は境内でフリーマーケットが行われていて賑やかだった

境内の片隅に急な階段があり、登ってみたら龍神様とお稲荷さんの二つのお社があった

宝珠・女形のお稲荷さん

龍神様のお社からお参りすると、荒々しい雷と龍のイメージが視えた
御神体は岩なのだが、昔は田んぼの所にあって何度か雷が落ちているような気がした


次にお稲荷さんのお社に行ってみた
そこで目に止まったのが宝珠の印だった


実は二月の上旬にYさんと会った辺りから、「宝珠」という言葉が頭の中に繰り返し出て来るようになった

宝珠を調べてみると、正式名は如意宝珠と言い、仏の教えの象徴でお地蔵さんや菩薩様、観音様が手に持っているという


Yさんの後ろのオーラも見事な宝珠の形をしていた


これを描いた後に宝珠を調べたらまさにこの形だった

そしてお稲荷さんの社で宝珠の印をまた見て、そこで初めてお稲荷さんのお印はどうやらこの宝珠らしいという事を知った





手を合わせていつものように自己紹介をする

すると人の形が視えて来た

「よう来たな」

顔が真っ白で目鼻ははっきりとは見えないが、女とも男ともつかない、歌舞伎の女形みたいな姿をしていた




ただいま霊能力をつけるためにご縁のある神社にご挨拶させていただいています、と心の中で挨拶を申し上げると

「ほうけ」

と答えてくれた

私からの言葉に、ほうけ、ほうけと相槌を打ってくださった
※調べたら、「ほうけ」という方言は大和弁=奈良の方言なのだそうです。奈良から来られたお稲荷様だったのかな・・・


おおむね歓迎されている様でホッとした


狐さんは人の姿に化けるというが、本当にそんな感じなんだなあ・・・

・・・

あれ・・・私、会話している?


今までは力強いエネルギーを感じるという事が多かった

八坂神社のタメ口

会話・・・会話したのか今・・・

と夢うつつで上賀茂神社を後にして、ホテルに戻り夕食へと出かけた

街中にある八坂神社
https://www.kamigamojinja.jp
は夜でも開門されていると聞いたので、あえて夜に行ってみた


一緒に付き合ってくれた友人はとっても嫌がったけれど、私は街中だし、友人いるし! と初めての夜の神社に興味津々だった

人があまりいない、又は全くいない所はとても集中出来る

本殿の西側の小さな祠がずらっと並んでいる幾つかの箇所はぞわぞわとした

気のせいかと思いもう一度折り返すと、やはり同じポイントでぞわぞわした

友人が限界を迎えているので、気分を変える為神社の北側にある円山公園の池を見たりしだれ桜を見たりした(ここが一番怖かったと友人は後述した・・・傷口に塩を塗る行為をしてしまった・・・)





↑真冬なのに羽根の生えた何かが映った

しだれ桜の辺りも後頭部に鳥肌が立ち、何か確かめたかったけれど友人がもう早く帰りたいオーラを出していたので、後頭部の鳥肌立たせているものよりそっちを敏感に察知して正門に向かう事にした


その途中に大きな提灯が目に入った


また宝珠の印だった
お稲荷さんの小さなお社がある



不安げな顔の友人をよそにお稲荷さんに手を合わせて、
「山楠えりと申します」
と名乗った瞬間に









「知ってるー!!!」

と元気すぎるタメ口レスポンスが返ってきた



え・・・タメ口・・・?とずっこけそうになったけれど、住所や京都へ来た理由などを申し上げると、

「うん知ってる! 頑張れよー」
と若い男の子数人がざわざわワイワイしている様な雰囲気のお答えだった

室生龍穴神社の後ろの朱塗りのお社の、あの狐さんの足だけ見えた雰囲気と似ていた


タメ口・・・男の子・・・ジャニーズ・・・ワイワイ・・・知ってるーって・・・


いやまた会話してる私??


まさに狐につままれた様な心持ちで八坂神社を後にした