実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

三月の熱海・左からやって来る

なぜ熱海

三月の辺りに毎年夫婦で旅行する
結婚記念日の月であり、娘の部活は三月に合宿をしていたからだ
すでに部活は卒業したので関係ないのたが、近場の熱海にでも行こうという事になった
宿泊先は私に任されたので、たまたま選んだところがたまたま来宮神社
http://www.kinomiya.or.jp/#id0
に近かった

超絶理系のすぐにエビデンスがーとか言う夫は、私がこうなった事に関して反対こそしないものの応援も積極的にしない、というスタンスなので、そんな人を神社参拝に付き合わせるのはどうかと思い、一泊二日の二日目の朝に来宮駅でお互い別れた
夫は一足先に東京に戻り、仕事に直接行くという

私は一人で来宮神社に向かう事にした
いつもの通り、神社の事前調査や知識はほぼゼロ
楠の大木があるという以外知らなかった

トンネルを抜けたら神社があるという事だが、トンネルを抜ける前から鳥居の前にタクシーで降り立つ人、沢山の人で混雑していた


そんなに人気がある神社とは知らなかった・・・
と沢山の人に慄きつつ鳥居前に行ってみたら、
スマホで写真撮影ができるスタンドが立っていた
この混雑は皆鳥居の所で記念撮影する為の混雑だったのだ

ちょっとホッとしつつ本殿に向かうと、これまたかなりの人で簡単に参拝を済ませた







石の小道を進むと、大楠がある
大楠を望む前に白い幕があってとても演出が凝っているなと思った




大楠もかなりの人で賑わっていた

ぐるりと一周できるように階段が設けられている


樹齢は二千年で、本州で一番の巨木だそうだ




階段の途中でゆっくり鑑賞出来るポイントがあるのだけれど、前を人が話しながら通り過ぎるので、
不審な人と思われやしないか・・・という小心者な気持ちでいたので集中出来なかった
だけど、

「左からやって来る」
という言葉が何度も浮かんだ

楠全体が藍色の空気に包まれている様に見えた

朱雀の様な、鳳凰の様な、翼を持った生き物と鱗を持つ大きな生き物が楠の周りに躍動していた

鱗を持つ生き物の背に乗る

「左からやって来る」
繰り返しこの言葉が出て来る


ゆっくりと見られるポイントから階段を少し降りた所に、
大楠の"うろ"がある



そこは一番近くで楠を見られる所だった

うろの辺りを見た時に、

うろで何か儀式をしているイメージが頭に浮かんだ

白っぽい貫頭衣の様なものを着ている

髪型はちゃんと結ってなくて、なんだかボサボサとした感じに見えるけれど女の人だった

「子供を失った・子供と離された女の人」

悲しい

子供を手放さなくてはならなくて悲しい
自分の目から涙が出ていた

その時だけ人が途切れた

数秒なのか、数分なのかしばらくそこにいたけれど、

とても悲しくなった

伊奘諾神宮の時と似ていた

あの時も楠の巨木だった

あの時も蛭子大神が自身の悲しいイメージを伝えて来た



そうこうしているうちに、団体の参拝客が来たので素早く涙を拭って、楠から離れた所にあるベンチに座った

今視えたものを付箋アプリに打ち込んだ


自分なりの解釈

後日「左からやって来る」は伊奘諾神宮の事なのかな、とふと思った
伊奘諾神宮にあった太陽の運行図を思い出したからだ




左=西と考えたら、まあ西といえば西にある



鳳凰は龍が進化したものと言われている


子供を手放す、悲しいという様な感情のイメージはじつはこの後に行く山口県防府天満宮
http://www.hofutenmangu.or.jp
の楠でも感じた

同じ種類の木同士はネットワークがあるらしい・・・(大野百合子さん
http://www.ohnoyuriko.com
関連のご著書で読みました)

分からないままで良い所と、ヒントを出して教えてくれようとしているのに調べず感じず放っておくと繰り返しヒントをくださる事に、これ以降気づく事になる