実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

四月の山口県・転機 二日目

その夢は霊的な雰囲気がした
腰が少し曲がった小柄だけれど元気なおばあちゃんの下で、私は一生懸命施設を利用する人達の靴を揃えていた
青いリノリウムの床
ビーチサンダルや、おしゃれな男性サイズの大きなスニーカー・・・
そのおばあちゃんの名前は「ハ○」さんと言って、下の名前が聞き取れなかった

そこで目が覚めた

朝食のテーブルには、R子さんと、私と、離れで一緒に泊まった女性が座っていた
唐突に
「お二人のおばあちゃんの名前は何ですか?」
と聞いた
どちらも「ハ」が一番最初についた

R子さんがおばあちゃんの話をした瞬間
「その方だ」
と口をついて出た

R子さんには将来、お家と同じ敷地内にある今は使われていない建物をある目的を持った施設にリフォームするという展望があるそうだ
そこの施設の中には入った事はないけれど、靴を揃えている時の昔っぽいリノリウムの床は確かに隣に建つ建物の中の感じだ

「そういえば、Yさんにもあなたのおばあちゃんがその計画を手伝うはずって言われたの」

何となくYさんが言ったのだから間違いないという事で、私の見た夢の内容にも自信がついた

秋吉台、錆びた鉄の匂い

三時間くらいしか寝ていないので、とても寝不足だった
体のコンディションがあまり良くない方が実はとても霊的に鋭くなれる事がわかるのは、もう少し先だった

寝不足のまま黙々と秋吉台を登っていく

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秋吉台

多分私一人で旅程を決めていたら、真っ先に秋吉台を旅程から外す
理由は高校生の頃来た事があるのと(ほとんど記憶ないけれど)、だって岩じゃん
それなら神社行く
というひねくれた考えだった

「岩」がとても重要だという事も、この時の私には分からなかった

まだ二合目くらいの時に、昨日「私の後ろに、泣いている女の人おる?」と話しかけてくれたMさんに、どうしても言いたい事があった

歩いている彼女を呼び止めて、一緒に秋吉台を登った

「泣いている女の人って、Mさん自身じゃないですか?」

「私、毎日泣いとるわ・・・」

その時、彼女の後ろに何か視えた

神仏を熱心を拝む人に見える柱と・・・その柱が何だか赤い

一般的には白い

錆びた鉄の匂いがした

「錆びた鉄の匂いがする・・・」

Mさんは歩いている足先からの視線をこちらに向けた

「それ、私の知り合いの霊能者さんも同じ事言いよる」

その後彼女はその霊能者さんに言われた事を教えてくれたのだけれど、彼女の後ろには命を落とす原因となった物がしっかりと視えていた

彼女には具体的には言わなかった

残忍過ぎる、と思ったからだ

その他その時の命の終わり方と符合する様な飼い犬の行動の出来事を彼女は話てくれた

話してくれている時にその時身につけていた装束が目の前に出てきた

青地に見事な刺繍の、高貴な人しか身につけられない様な手の込んだもの
モンゴルとかあの辺りに視える

それを言おうとしたら、またSさんから号令がかかった

秋吉台、記号、文字

秋吉台の頂上の開けたところで、みんなで寝転がって瞑想しようというものだった

みんな口々に草がチクチクするとか、集団自殺みたい・・・とか言っていて、私は集中できるかなあこんな状況で、と反発心を内心爆発させていた

自分が先ほどMさんの後ろがはっきりと視えた事を、集中するのと説明するのに気を取られてかなり他の場所よりクリアに感じている事を、気付いていなかった

程なくしてすぐにビジョンは降りてきた


最初は龍が秋吉台の辺りから南東に向けてぐいーんと飛んでいた
正しくは龍道と呼ばれるエネルギーの通り道なのだろう

それから蛇

蛇の形が変化して、護符の様なものになった



それから丸が三つ、漢数字の三が上にある


はっきりと三だった

それから家紋の様な丸い花弁の花のマーク
それが沢山沢山連なって、目の前で一杯になった


上の方がかくかくしていてあとは細長い
フチが何重にもなっていて、その中に見た事のない文字? 記号が浮かんでいる




天体図の様な線が入った中に、またもや文字が浮かんでいるもの





↑後で調べたら魔法陣にかなり近かった

これはすごい・・・最初は和風なのに後々天香久山神社の様な、宇宙ぴこぴこ系ではないか・・・

と手を動かしながら、受信しながら視ていたら、Sさんがかけていたヒーリーングミュージックの停止ボタンをR子さんが押して、瞑想はそれで終わってしまった

終わってしまったけれど、あのまま見つづけていたらと思うとなんだか怖いのでそれでいいと思った

今視たものを車に同乗していた女性にノートとペンを借りて描いた(その時のものはいただいて来なかったので、ブログ内の画像は後から思い出しながら描いたものです)

見せてーとSさんがノートに手を伸ばしたのでお渡しした

かくかくした図形と文字、のページでSさんがぎょっとした顔をした

「俺これと同じものを写真に撮っている。後で見せてあげるね」

と言ってくれた

た ぎ つ

秋吉台の後、Sさんに率いられた私達は小さな神社に立ち寄った



弁天池という小さいけれど青くて綺麗な色の池がある神社だった

参拝客は少なく、閑散としていた

簡素なお社に手を合わせた

その時、背後に白くて大きな蛇が三体程立ち上がる様に現れた気配を感じて、左前に波の飛沫を感じた

前方に








とひらがなが浮かんだ


なんだろう、と思った

そろそろ行くというので車に乗り込み、Sさんに今の神社は何ていう神社ですか? と聞いた

厳島神社だよ」

ふーん・・・


それから自分のスマホで「たぎつ」を検索した


タギツヒメタキツヒメとも)は、日本神話に登場する神で、宗像三女神の一柱である。
古事記』では多岐都比売命、『日本書紀』では湍津姫と表記される

若宮八幡宮
市杵島姫命
厳島神社
宗像神社
三宮神社
田島神社
湧出宮

私は、秋吉台恐るべし・・・と思ったと同時に、自分は本当に無知なのだと痛感した

神様にお名乗りいただいてしまった・・・


この後、Sさんが伊勢神宮二見ヶ浦にある夫婦岩で撮った写真に、先ほどのかくかく図形&文字とほぼ同じものが写っている写真を見せてくれた
オーブにしてはかくかくとしていて、

「拡大してみて」

と言われるがままに拡大してみると、なるほど先ほどの文字と似ているものが写っていた



防府天満宮にも行き、天満宮の中では秋吉台で見た梅の家紋がそこかしこにあった


訳を天満宮の方に聞くと



「道真公がお好きな花だから」
という事だった



三に○が三つは、一に○三つの山口県所縁の毛利家の家紋では?
と言われた(まじで何も知らない自分恥ずかしく思った)



その頃にはすっかり「そういう人」認識になっていた

Sさんが主催なのに、何だか申し訳ない気持ちがしたけれど、とにかく自分ではセレクトしない旅でしかも思わぬ秋吉台効果でとても感謝した旅だった

今でもその時のリトリートのメンバーとラインのやりとりをしている


転機といえばこの秋吉台からなのだが、山口県の旅はこれから始まる一連の出来事の序章に過ぎなかった