実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

五月の宗像大島・三日目・契約

フェリーに乗る前に

朝10時のフェリーに乗る前に、もう一度中津宮にお参りに行った

私は大事な事を忘れていたのだ・・・
お札を授かりにここまで来たのに、初穂料を正式参拝の分しか包んでおらず、夜になってあれっお札がない・・・

あああお札の初穂料を一緒に包むのを忘れたああ!!

と自分のバカさ加減を呪った

恥ずかしいので先輩霊能者Yさんには言わなかった

氏神神社でお札を授かった時には、正式参拝とお札の初穂料も一緒に包み、

「お札の初穂料も一緒に入れました」

と一声おかけしてスムーズに事が運んだ

旅行鞄を民宿の玄関先に置いて、朝中津宮に向かった

社務所には昨日正式参拝していただいた神職さんがいらしたのでご挨拶をし、

ようやく本来の目的であるお札をいただいた

御嶽神社にお参りして来たのですが、あの神社の御祭神はどなたですか? 男性の神様ですよね?」
と聞いてみた

神職様はにっこりと微笑みながら

「この中津宮にお祀りしております多岐都姫の荒御魂を祀っております」

とお答えになった

え・・・多岐都姫は女性だよね・・・と思ったけれど、神職さんの美しい微笑みには

これ以上聞くな

という暗黙の何かが漂っていた

御嶽神社の千木は男性神をお祀りしている垂直の形をしていた




・・・だけどそれ以上は追求せず、空気を読んで神社を後にした

帰ろうとする私に、

「ようこそお参り」

と東京では聞き慣れない言葉で声をかけてくださるのがなんか遠くまで来たなーという感じだった


拝殿や本殿は相変わらずそんなに視えないし、感じなかったけれど、チェジウ似の多岐都姫様が大きくなって石段の辺りまで来ていただいた感じがした





大きくなり方が、ポニョのお母さんみたいだな・・・と思った
昨日遥拝所から視たお姉さんの田心姫様とはやはり顔立ちも雰囲気も似ていない気がした

多岐都姫様はザ・巫女という感じなのだ

帰る時に爽やかな風が吹き抜けた

ありがとうございます
これからも頑張っていくので、見守っていただけると嬉しいです

と心の中でお祈りした

鳥居を抜けると、黒アゲハ蝶が飛んでいた






見えにくいけれど、飛んでいた

昨日の様にバイバイと手を振った

辺津宮

フェリー乗り場の神湊で、福岡に住んでいるMさんと待ち合わせていた
Mさんとは四月の山口県の旅の時に一緒になった人で、可愛らしい雰囲気を持つアーティスティックな人だ

最終日である三日目はMさんの車に乗せてもらって、沖津宮に行こうという事になっていた

先輩のYさんに他の場所を二つお勧めされていたので、出来ればそれもまわりたかった

一ヶ月ぶりくらいにあるMさんはますます元気そうでこちらも嬉しくなった

Mさんが乗る車も、車内が可愛らしく飾り付けられていてさすがアーティスト・・・と感心した

ランチを食べて沖津宮まで無事に辿り付いた
と言っても私はただ車に乗っているだけなので、車って便利であるという当たり前の事実にただただ感謝した

さすがに陸にある大きい神社だけあり、参拝客が沢山いた

拝殿からまっすぐ本殿まで扉が開いていたけれど、幕が張られていた



お祀りされている市杵島姫は姿まで見えなかった

だけれど、おそらくこの方は一番人々と近い、親しみのある広報係的な方なのではないだろうかと思った

ふわーっと吹く風も、優しくて柔らかくて拒絶感や厳粛な威圧感はなかった

なにより人が多くてなかなか集中できず、御神木である楢の木の下で写真を撮ったり、


摂社末社などをまわった

そしていよいよ先輩のお勧めの一つである、高宮祭場まで歩く事になった

高宮祭場、ぐらぐらの地

高宮祭場は宗像三女神降臨の地とされている聖地だった

宗像三女神降臨の地」として伝わる“高宮祭場”は、
間近で直接見ることが出来る全国でも数少ない古代祭場の一つです。

奈良時代以前は社殿が無く、
神奈備(かんなび)としての杜や山や島などを聖なる所と祀られていました。
いにしえの時を今に伝える高宮祭場は、
今日では数少ない神籬(ひもろぎ)の古代祭場であり、古神道の聖地として多くの崇敬を集めています。
近年では驚異のパワースポットとして数多く紹介されています!

という事だ
神奈備というのは、どうやら神を降ろす依り代にする場所らしい
神籬というのは、神社や神棚以外で神を降ろす神座の事らしい
木や岩などを神座とする事が多いのだとか・・・

初めて行くので分からなかったのだけれど、思いの外中津宮から歩く

段々歩いているうちに雰囲気が変わって来た

上に上がれば上がるほど、ぐらぐらする様な雰囲気になってくる
ちょっと、セドナのあの空気が温泉の様な濃厚な雰囲気に似ている

もう少しで高宮祭場という所で、拓けた場所があった
Mさんが

「ここなんだか宗像大島に向かって気が流れとる感じせん? えりちゃんが描いたあのねじねじのやつ、ここから流れとるんじゃない?」

ランチの時にMさんに、辺津宮中津宮沖津宮と臍の緒の様なねじねじのものが繋いでいる感じがすると伝えたのだ





木がまばらに生えていて、なぜか三メートルくらい木がない所であって、海が見渡せる

そこで手のひらを表に向けてじっとしている年配の女性がいた

「私と一緒だ」
「えりちゃんみたいな人おる」

同時に私とMさんは声を上げた

Mさんがその女性に話しかけたら、なんだかここはすごい感じがしたので「なんとなく」手のひらを表に向けてみたという事だった

私達も木がない所にしゃがんでじっとしてみたら、Mさんが黒アゲハ蝶おるよーと教えてくれた

結局はっきりとそこからねじねじが出ているのかは分からなかったけれど、高宮祭場へと急いだ

祭場に行って帰って来る人がなんだかスピリチュアル的な事を大きな声で言っていたり(自分もそうなのに・・・すみません)、人数が結構な人数の団体を見かけるのでこれは集中できないかもー・・・と思っていたけれど、
人払いが起こった
高宮祭場に着いたらほぼMさんと私の二人だけしかいなくて、Mさんは私の写真を撮ってくれた


中心の岩の所、最初は陽炎が起きているのかというぐらいぐらんぐらんと空気がぶれていた
とにかくものすごいパワーがそこから発せられているみたいだ

目が慣れて来るとぐらんぐらんはおさまり、ほぼ静寂な中ゆっくりと眺める事が出来た

しかし神様的な、人影の様なものは見えなかった

蝶も昆虫も先ほどまでの道は飛んでいたのに、なぜか柵内の祭場の中には全く飛んでいない
木が沢山生えているのに鳥もいないもいないみたいだ

「全然虫飛んどらんね」

とMさんが後ろからそっと話しかけてくれた

それから私達は来た道をもう一度下って、神宝館へ行った

神宝、天香久山神社との共通点

神宝館http://www.munakata-taisha.or.jp/html/shinpoukan.html
というのは、沖の島で発掘された国宝が展示されている所だ

KMのおっちゃんが「俺が船で運んだんだー」と言っていた出土したお宝の数々が見られるという

神宝館の入り口でフィルムを上映しており、KMのおじさんや若い漁師さんが言っていた「岩」の様子がよく分かった

まだ神社を建てる文化の無い古代日本は岩を依り代にしていたのだろう

岩は神と交信したり神を感じたりするのにとても大事なものなのだなと思った

いよいよ神宝展示室に入った

入った所に、出土された沢山の銅鏡が展示されていた
銅鏡は本やネットでは見た事があるけれど、生で実際のものを見るのは初めてだった

宝石のショーケースの様に立ったまま下を見る状態で見ていたけれど、何気なくしゃがんで銅鏡を真横から見る形になった

そこで私は
あっ
と大きい声を出してしまった

「ねえこれ・・・今まで真上から撮影した銅鏡を写真でしか見た事なかったからわかんなかったけれど・・・このピラミッドみたいな突起物、天香久山神社
https://camphoreriproject.hatenablog.com/entry/2019/04/08/180504
のイメージと似ているよ。これね、鏡として使っていたのではなくて宇宙人なのか天から来た神様の様な存在なのかわかんないけど、とにかくそういう人達と交信する為に使っていたのだと思う」

と興奮して一緒にしゃがんでくれたMさんに一気に言った
そうすると、Mさんは銅鏡を見ていた視線を私の方に向けて

「私のオカルト好きの友達と同じ事言うとる〜」

と言った
同じ事を感じている人がいるとは心強いなと思った

銅鏡は撮影禁止なのでどうしよう? と思っていたら、Mさんが

「模写しよるのは?」

と提案してくれたので、あそっかーと思ってスケッチした

岩、上からとの交信、巫女を使って、未知の最先端技術、ピラミッド型の突起物・・・
共通点がありすぎる・・・

と思いながらスケッチをした





ピラミッドの様な形の突起は、乳紋というらしい


スケッチで時間を取ってしまったのと、神宝館をくまなく見てまわったのでYさんお勧め寺社仏閣には行けなかったけれど、得るものが大きい旅だった

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後日、興味深い動画
youtu.be
youtubeで見つけた


これ、秋吉台で見たあのかくかくした七角形だか八角形の中に、
浮かび上がる見た事ない文字のあのイメージにそっくりだ


銅鏡や日本人離れした顔だちの女神や見た事ない文字その他色々なものが点在していて、
今それを勉強したり知識を身につけたりして線で結ぼうとしている

まだまだ理解するには時間がかかるかも知れないけれど開花前と開花後だと断然開花後の人生の方が色が着いた様にドラマチックに面白くなった