実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

六月の伊勢・二日目 後編・変化球

朝熊山金剛證寺

あさまやまのこんごうしょうじ、と読むらしい
山を車で登って行きながら、
この山はずっと昔アイヌの一族が住んでいて、
朝熊はアイヌ語で太陽が光り輝くという意味らしいとYさんが教えてくれた

このお寺は伊勢神宮の鬼門に位置しているらしい

朝熊山の上には展望台があった








ソフトクリームを食べたり、ぶらぶらした



それから金剛證寺
https://www.iseshimaskyline.com/kongoushouji/index.html
に車を留めた


途中から人のかけた術の雰囲気がしてきた
人のかけた術は、幾何学模様の電波の様なイメージだ

瀟洒な作りのお寺は神社とはまた違う趣だった

本堂前には鬼門の丑寅の方角を意味する、牛と虎の像があった

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なぜか牛の上には、大黒天がちまっと乗っていた

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Yさんは何週間か前から大黒天様と恵比寿様とのご縁ができた様で、大黒天様や恵比寿様にまつわる話をいくつかしていた


本堂に入ると、優美な虚空蔵菩薩が中央に鎮座されていた
(写真はNGでした)

Yさんは虚空蔵菩薩真言を唱え始めた

ひとしきり終わると、私は拝観の板間の左側に、弁財天様の像がある事に気が付いた
藍色の髪で、真っ白な肌の綺麗なお姿だった


じーっと眺めていたら、後ろから

「弁財天の真言は おん そらそば ていえいそわか よ」

とYさんが教えてくれた

奇数回真言を唱えて目をそっと開けると、弁財天様はにこーっとしてくれた様な気がした




蓮がとても綺麗な池



八大龍王社へ


お寺から登ってきたスカイラインを途中まで下り、細い道を入ってまた上がっていく
結構細くて急な坂だった

八大龍王社は朝熊山の頂上に位置しているという

お社は簡素で、なんだか公民館の様だった


引き戸をがらがらと開けて、靴を脱いで上がる

夏祭りの踊りの練習に公民館に来た小学生気分になった
何分急な坂の連続であり、お社も公民館チックだからか、参拝客は私達以外いなかった
果物等のお供え物があり、柵の向こうには見事な龍の天井画があった

ガラス付きの柵の向こう側には、本殿のお社が見えた


私達はつるつるした床に正座をして、神拝詞を広げて、祝詞を上げる

龍神祝詞も上げた

黒っぽい野性的な龍の気配もするけれど、

ふわっふわの白い尻尾が見えた

白というか、毛が銀色っぽい透明っぽい色?

Yさんが言っていた狐?

太いたくましい肉球付きのまあるいお手てが視えた

これ、狐じゃなくてオオカミだ・・・

その日の朝、チェックアウト寸前にみんなで布団でゴロゴロしていたら、

「あーこの子・・・狐じゃなくてオオカミね・・・でっかいもん・・・そうかそうか・・・」

とYさんが横たわりながら、目をつむりながら言ってた


あとは金色の・・・

なんだこれほそーい棒じゃん

あ、そういえば恵比寿様から竿もらったーって前にYさん言ってたなあ

もう一個金色の何かがみえる・・・

太いTの字みたいなのが動いている・・・

あ、小槌か

小槌、大黒様から貰ったーってYさん言ってたわ・・・


つうかYさんのそばにいると、まるで電波を傍受する様にYさんに発せられた難しいレベルの神様からの球がよく視えてるみたいだなあ・・・

祝詞を上げ終わると、Jさんはこのグラグラの龍が発していると思われる強力な磁場の歪みに耐えられないみたいで、車に戻って行った

私とYさんだけが二人で公民館の様なお社にいた

ほとばしるエネルギーの渦にいる様な気がした

だけれど山の中にいるはずなのに恐ろしく静かで鳥の鳴き声すらしていなかった

「えりちゃん、これからどこの神社行きたい?」

と突然Yさんがきいてきた

その瞬間

「待ってる」「早く来い」

と女の神様が浮かび、メッセージとして頭の入ってきた

一瞬だったけれど、真ん中分けの長い黒髪、白い肌なのは分かった

「女の神様が早く来いとYさんに向けて言っています。だけど今回の旅で来い、と言ってるのか次の旅での話なのかわかりません」

Yさんは伊勢の後、一日置いて石川の女性の神様が祀られる神社に行く事を聞いていたので、

少し自信がなかった

Yさんは構わず伊勢周辺の神社を次次と挙げていった




「◯◯神社」




私は目を閉じて集中した




「××神社」






「△△神社」





椿大神社


「そこです」




目をパチっと開けてYさんに告げた

なぜ自信満々に言えたのか私自身も分からない


「その神社、赤と黒を基調とした建物があったらそこに間違いないと思います」

と私は自分のスマホで検索しようとしたけれど、電波がなかった

外に出てベンチに座って検索したら、朱塗りだけれど赤と黒のお社の写真が出てきたので、確信を持った

椿大神社

椿大神社https://www.iseshimaskyline.com/kongoushouji/index.html
は結婚式も挙げられる様な、広くて美しい神社だった

鳥居をくぐっと少し歩いた辺りからJさんは一人で行動した

今から思うと、強烈な場所に強烈な二人と出かけたので、Jさん自身の内部変化も相待って、
レッドブル&ユンケル&生牡蠣みたいな事になっていたのかも知れない
とにかく強烈だった様だ

大黒様と恵比寿様が仲良く祀られている所で、真っ白い毛の方がおぼろげに視えた

髪の毛というより、まるで羽根のマフラーみたいに真っ白で首に巻いている様な感じで、
なんか白さと生え方が春雨揚げたやつみたいだなあ・・・と思った

春雨を揚げたものは夏に親戚のおばさんが本家であった私の家に帰省すると、必ず作ってくれる美味しいやつだ

本殿はなぜかサラッとお参りした



傍に朱塗りが綺麗なアメノウズメが祀られているお社がある





私と先輩は御利益のあるお水を汲んで、身体につけた


お社の辺りは女性らしい感じが漂っていた

なんとなく才女で魅力も溢れる方だったのでは・・・と思った

この時点で猿田彦大神に関する知識はほぼゼロ、アメノウズメ様に至っては、昔高橋留美子さんの漫画でとてもセクシーに描かれていてアメノウズメというとその絵が思い浮かんでしまう

道案内した、二人は夫婦らしい、猿田彦は猿っぽいお顔らしいくらいの知識だった


Yさんもあまり体調が良くない状態だったので、駆け足でお参りした

そして参道を歩いている途中でふと目をやると、猿田彦大神とアメノウズメ夫婦の絵が大きく描かれたものがあった


私は思わず立ち止まってしまった



猿田彦さんは、髪の毛(というかひげ?)真っ白なんだね・・・



アメノウズメさんは・・・



胸、出てるなあ・・・




二見興玉神社で視た方も胸出ていたなあ・・・

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後で知ったのだけれど、このご夫婦はひょっとことオカメのモデルとされているらしい


そしてさらにこれは昨日(2019年6月30日)気づいたのですが・・・

二見興玉神社に、アメノウズメ様の石像があるんですね




そして、やっぱり胸がはだけたお姿なんですね・・・





早く来いとおっしゃったのは、アメノウズメ様だったのかも知れない

私はてっきり龍とか蛇系とか、弁財天様とか多岐都姫様とかその辺りにしかご縁がないものだと思っていて他の神様の事を知らなさすぎた
そんな素人な私にわかりやすく、一日目はオカメ然としたふくふく姿を見せて下さったのかもしれない

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そして狐だと思ったらでっかいオオカミだったのも、

「Yさん、そのオオカミって椿大神社(つばきおおかみやしろ)の事ではないですか?」

とハッと閃いて言った

「そうね・・・そういえばそうかも・・・」

ダジャレだけれど、こんな風にして上級者には伝えてくるんだなあーと思った

この旅は社会人(Yさん)に向けられる難しい変化球が横目で確認出来て、差し詰め中学一年生レベルの私にはとても面白い旅だった

だからこそ伊勢神宮に行かずに直感で神社を決めて実際に行ってみるという変則的な事が出来た


アメノウズメ様については依然調査中です・・・

この伊勢の旅を含めたYさんの摩訶不思議なお話はYouTubeで公開しています

良かったら観てみてください


摩訶不思議 Yasuoのしゃべらnight 0624