実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

前世 小さな女の子 2

その後Mさんは宇佐神宮を案内してくれた

Mさんは鯉の餌をおもむろに飼い、ばら撒き始めた
でも鯉はあんまり近寄られると怖いという
鯉が寄ってくるのは仕方がないのだが、私達は同時に寄ってくる亀達目掛けてあげる事にした

この時は途中に下宮があるのがわからなかったのだが、階段の一番上の上宮だけ参拝した


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そして奥にある三つの池に行った

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なぜ、三つの必要があるのか?
宗像三女神が深く関わっている気がする

「この三つの井戸はそれぞれ女の人が中に入ってそう」

実際、入っている様に見えた
Mさんは怖がっていた
いけない、表現方法が怖かった・・・
と反省しつつも集中するとなんとなく御霊が込められているが実際の肉体を人身御供で差し出したわけではない様に感じた

感じるだけで真偽の程は不明だけれど・・・

とにかく三つというのは当時のこの井戸を作った人達にとってとても重要だったのだろう

私はペットボトルにそのご神水を汲んだ
Mさんは三つそれぞれの井戸にかぶせてあった御簾を持ち上げてくれて怖いのに申し訳ないなと思った


翌朝、私は予約してあったタクシーに乗り込み、宇佐神宮の奥宮があるとYさんが話してくれたO山へ行くことにした

ホテルから山へは、15分程度だった
運転手さんはとても親切な方だった
「熊は大丈夫だと思うんですがね、猪がね、たまに出るんで気をつけて」
「猪・・・ですか」
ど、どう気をつけたらいいのだろう・・・

猪が出た時のための心構えをイメトレしながら、登山口に着いた


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登山口に一礼をし、山へ一歩踏み出した

山は樹林が沢山茂っていて、午前中なのに薄暗かった
私以外誰もいなかった

私が、もし神様に通じていれば
通じていれば自ずと私一人になる
人払いが起きる


それは宗方大島に行って翁の神様にそう言われた時からそうだと思っていた

山道は台風の直後で滑りやすく、歩幅が狭いところでは容易に滑落しそうに見えた

自分の呼吸だけが響いている

それでも石を積み上げた道には人の手が加わって、他の人の気配があった
心細さが少し和らいだ
途中お地蔵様らしき石像があったのでご挨拶した

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道を進んで行くと土の道の傍らに苔むした石がごろごろとあった

人の手が加わったものに私には思えた


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私、ここら辺で遊んでいたな

と唐突に思った

この石は加工した石

石を加工する技術を持つ集団がこの山にいた

私はここら辺を縦横無尽に駆け回っていた

その思いが消えなかった

歩き進むと突然コンクリートで舗装された道に出た

どうやら超ショートカットで歩いて十数分で山頂に着くコースもあるようで、そのショートカットコースの道だった

それでもすぐに舗装された道は終わって、石がごろごろとした広いところに出た

左を向くと、石畳のような物が続いていた

私は左に歩いて行った

石畳は山道で、そこがO山の山頂のO神社だった
まず私は京都のこの神社の奥宮、真名井神社を思い出していた


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そっくり・・・

大きな樹木、広場・・・

そして巨石


最初に向かって左にある八坂神社にお参りした

Yさんの言いつけ通りお酒をお供えする

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とても優しい感じの空気に包まれた

温かくて、包容力があって、洒脱で・・・

私はこの雰囲気を知っている

Yさんだ

お社の前には、みずらを結った男の人があぐらの様な体勢でいた

顔はよく見えない

それでもウェルカムな事はわかった

辺りにお味噌汁の様な、何かを煮るいい匂いが立ち込める

知ってる

この人(神様)、Yさんだ

よく来たね・・・という雰囲気


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私は既に五、六歳の女の子になっていた

八坂神社を後にして、向かいにある奥宮拝殿に向かう

その間の広場では、私がいた

私と私の仲間立達・・・同い年くらいの女の子でみんな髪型がおかっぱで、白っぽい服を着せられている

拝殿にお賽銭をお供えしようとしたその時———-

私は今まで味わった事のないトランス状態になった

ぐらぐらっと揺らぐ感じ・・・


私は五、六歳の女の子でここにいる

ここは巫女の養成所

広場では同い年の子が二十人くらいいる

巫女の候補と言えどみんな子どもだから伸びやかにしている

名前はウタリ・・ウクリ・・??

楔文字の様な記号の様なもので自分の個人名を記す

それ以外は、単に大人達は「子」と呼んでいる

私より成長した十代の女の子は顔に紅をつけ、髪も結い上げている
おでこには吉祥紋の様なつぶつぶの印

印・・・?

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拝殿すら覆う様に、拝殿の奥にある奥宮の鳥居から、力の強い青と緑の色がこちらまで届いている

奥宮には神と同体を果たした三人の女性達がいる・・・

広場のこちら側はカラーで見えるが、三人の女性達の肌は真っ白で、それでいて真っ青だ

今までの経験から巫女の肌は白く見えると学んでいた

彼女達は神と同体であるが故に下半身は捻れて大地にくっついている様に見える

彼女達が左手を私達にかざした時、それは「合格」の意味だ

巫女としてなにがしかの通過儀礼を果たした時、左手がかざされ印を受ける

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私がお賽銭を持ちながら視えたものはそんな光景だった

八坂神社の男の神様は引率する人・・・
巫女候補である子供達を面倒見る人・・・

ひとしきり拝殿や奥宮を眺めた後、左手に下る道がどうも気になった

道を下ると、湧水があった

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湧水の流れる先に岩があり、岩は三つの穴がくりぬかれていた

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私、知っている

ここは私よりも年上の女の子が水を汲みに来ていい場所

八歳から十一歳くらいに見える

ここも宇佐神宮同様どういうわけか、三つ穴が穿たれている

そういえばこの山は、奥宮の三つの巨岩は、宗像三女神が降り立った場所とされる

私はその湧水を汲んだ


ずっと、ずっと山に登ってから私が五歳六歳くらいの事を思い出していた

祖父祖母に育てられていた自分

かなり可愛がられていた

家の横には若宮神社があった

ある時両親が別居した

私が七歳の時だった

祖父祖母に育てられていた、あの万能感自己肯定感がある状態で山にいた

そのまま山を降りた

あともう少しでタクシーの運転手さんが待っている登山道の所で怪しいスピ系団体とすれ違った
一人は螺貝を抱えている・・・

もし、頂上で彼らと一緒だったらとてもじゃないけれど私はここまでトランス状態にならなかったと思う

彼らはけたたましく話し込み、螺貝を吹き始めた辺りで私は運転手さんの待つ登山口に出た

やはり、人払いは起こった、と思う

「どうでした?」
運転手さんが聞いてきて、私は思わず自分の出自を明かした
だけれど、運転手さんはいぶかる事なく接してくれた

そういう大事な所は自分一人で行くべきですよねという意見でさえ一致した

私は山を降りても、全く子どもの感覚が抜けきれずにいた


その感覚のまま、宇佐神宮に再び行った

前世・小さな女の子 1

大分県に行こうと思ったのは、先輩Yさんからこんな話を聞いたからだ

宇佐神宮の奥宮って言われてるところが神宮から離れた山の頂上にあってね、前そこ登ったの」

いつもの勉強会が終わりお茶を出してくれて雑談中だった
どうして宇佐神宮の話になったかは覚えていない
宇佐神宮八幡神総本宮で、八幡様=戦いの神様で、
天皇が御神託を伺いに参詣するほど強力な
力を持つ巫女がかつていたらしいお宮
そして宗像三女神である比売大神をお祀りしてるらしいぐらいの知識しかなかった

Yさんは話を続けた

「結構手付かずでね、途中道が左右に分かれていてどっちかわかんないの でもこっちだろなーと思って上がっててね」

私、その山知ってる

その山の映像が浮かんできた

私は行ったこともない、初めて名前を聞いたその山に関して確信を持ちながら知っていると思った

「頂上に着くとね、だだっ広い広場みたいになってんの」

そう、そこに私はいた

すごく小さい姿で

五歳か六歳くらいの、おかっぱの、みんな私ぐらいの年齢の子達がわらわらいて、それを統率する様に大人の男の人がいる

男の人はYさんだった

「奥宮の拝殿の反対側に小さなお社があってね、そこに手を合わせていたらすんごい人の気配がしたの。俺達以外だーれもいないんだけどね、それでああ、ここはとても手厚く祀られていたんだなって思った」

男性達が手を合わせている映像
もっと後世の人達だ

私がいなくなってずっとずっと後の人達

もう小さな女の子達の姿はなかった

だけどどうしても、自分の感覚が正しいのか確かめたくて大分の宇佐市に行った

北九州空港の近くにイラストレーターの友達、Mさんが住んでいて車で迎えに来てくれた
二泊三日の予定で、宇佐市にホテルを取った

Mさんは宇佐神宮にゆかりのある神社二つを案内してくれた

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大富神社
宇佐神宮に献上する勅使井のある神社だ
元々は宗像三女神をお祀りしていたという

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珍しい、鬼の面が左右にある本殿

入り口や帰りの参道ではずっとクロアゲハが近くにいた

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「やっぱりクロアゲハがいよるね」

宗像大島の奥宮に行った時、「蝶を飛ばす、人払いをする」
camphoreriproject.hatenablog.com

と翁の面の神様が約束してくださった直後にMさんと宗像市の辺
津の宮と高宮斎場に行ったのだ

なのでMさんは何かのサインでクロアゲハが飛ぶことを知っている


大富神社の入り口には楠の大木があった
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「時は満ちた」

繰り返し言う

何の時は満ちたのか、私にはまだわからなかった

次に薦神社に連れて行ってくれた

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こちらも御祭神に宗像三女神がいらっしゃる

「ここの池は宇佐神宮の池と繋がっちょるち聞いた」
とMさんは教えてくれた

二つの神社は水に関係して、宗像三女神にも関係して、宇佐神宮に関係している

またクロアゲハがこちらにお参りしなさい、とでも言う様に飛んでいた

アゲハが裏の通りに飛んで行ったので、そこに行ってみたら大きな楠が何本もあった

淡路島や熱海の来宮神社で楠と会話できるのに気付いた私は、ここでも楠に話しかけてみた

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「ここは始まりの神社、神紋の一つ巴は宗像三女神の一人目 月を担う」

と楠は伝えてきた

薦神社のご神紋は一つ巴だった

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楠は人と人が別れるイメージを繰り返し伝えてくる
天照大神を祀る神社と宗像三女神を祀る神社の摂社末社に、なぜか機織りの女性の神様をお祀りしているところが多い

宗像の歴史の本を読んでいたら、朝鮮半島から織女が他の技術者と一緒に日本に渡ってきたという記述があった

別れるイメージは七夕伝説と繋がる

天の川は朝鮮と日本を隔てる海ではないだろうか

織女や他の技術者と一緒に、巫女も海を渡って日本に渡来したのではないだろうか

そして、ここで説明してくれるMさんは織女の気がしてならなかった

漫画 八月の沖縄 初遭遇15p〜17p

覚えておいででしょうか…

かつてコマ割りすら出来ないけどコロナ自粛中に突如として漫画を描き始めた女の事を…

そう、そうです生き霊に取り憑かれ奈良は石上神宮に行き、今は沖縄は竹富島の話を描いてます…

どんだけ間が空いてるんだと
もう話忘れたと

ええ、私自身もそう思います…

八月中に描き終えたかったー
無理でしたーっ

あと草と木、描き込みが思った以上に細かくて1日1コマ描けるかどうかのペースでした…

とりあえず、続きですー

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ぽんぽんぽーんと立て続けに視えてるけどそういうのは不思議じゃない程ネイチャーでプリミティブな雰囲気でした

漫画 八月の沖縄 初遭遇11p〜14p

お久しぶりです!

足はようやく固定具が外れてえも言われぬ解放感…
それに反比例して進まぬ漫画描き作業…

もう一年経ってしまうー汗
2019年夏のお話です

去年までむちゃくちゃ出かけていたので、私にとって今年はお出かけでインプットしたのをアウトプットする年なのかも知れないです

自粛じゃなければこんなに漫画描いてなかったかもだし…


八月の沖縄、10ページを超えてようやく不思議系のお話になってきました…

皆さま退屈しのぎに読んでくだされば幸いです
毎回小出しですみません


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遅々として進まないのは…

私の苦手な手の描写と自転車の描写が沢山出てくるという単純な理由もあります

でも、手が重要なお話しだから描かざるを得ないという!自分で自分の首を絞めてるという!
1コマ描くのむっちゃ時間かかってるじゃないかという!
…とりあえず粛々と続きを描きます…
待っていてくれたら嬉しいです

漫画 八月の沖縄 初遭遇6p〜10p

こんにちは


今週末にギプス外れる見込みです!!!!!
嬉しい…


6から10ページの大半は接骨院で描きました


次はいよいよ竹富島に上陸しますー
そしてようやくなんかがありますー

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Yさんのお芝居観に行ったのがメインだったのに1コマで終わらせてしまた…

ラストにいい感じに再登場する予定です

漫画 八月の沖縄 初遭遇1p〜5p

またもや久しぶりになってしまいました漫画シリーズ…(いつのまにかシリーズ化なのか)
前回は念にあてられて色々あって奈良まで祓いに行く話で、まあまあ暗ーいテーマで直後に書いたものだからしばらく暗ーい感じでいました

前回の補足を書こうかなとも思いましたが、沖縄の話にします

2019年八月下旬の話です

沖縄は
ほっこりする話1
ほっこりする話2
怖い話
の三部作にしようかなと考えてます

まーったく沖縄は自分のスピリチュアル的なものと関係ないと思っていました
行く前まで…

行ってからその思い込みが見事に激変しました



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アップするページ数、少ないですね…汗
実はいま足首が折れていまして、日常の大半は接骨院通いに費やされています…

ぬるーくまったり更新をお待ちくだされ…

6月18日 ヒーリング&セッションします

今作成中の漫画、沖縄での出来事から着想しました

みんな来てねー
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一年ほど前に海水の中である人と手をつなぎました

その時に感じたもの、深い心の動きが忘れられませんでした

あの時のあれをもう一度再現したい…と考えあぐねて早一年
海を、水を自分で作り手を浸せば再現できるかも、と思い至りました

深く傷ついている方
許せない事がある方
疲れてしまって何も考えられない方
なんだか気になっている方

どうぞお越し下さい

山楠えり ヒーリング&セッション
各地の神社を巡って汲んだご神水を使ったヒーリング付き
セッションは後ろの方々を見ます
見えているもの、キーワード等を書き込んだ簡単なメモをお渡しします
60分 ¥10000


⚫️於 吉祥寺エスカリエセー 6/18 木曜日 12〜18時
   お問い合わせはDMもしくは
   camphor.eri.project@gmail.com
まで

※ご予約締め切らせていただきました※
ありがとうございます

随時更新します!

昨日浄化用の水晶を購入しました
よーし!