実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

山を育てるチヅルさん③ナナ

2022年の夏の二人展で、どうやらチヅルさんが育てているらしい・・・とわかったのだけど、
グリシーヌのカフェ部分で山を背にして座っていると山の気配を感じる事があった

背中とか首の後ろとか、人体の背面は受信機の感度が高いのだと思う

気配はカフェ部分の天井を通り、展示中の作品の上を通り抜け、山から一直線にどこかへ向かっていた
なななななんだこれは! と後ろの方を振り返ると、山から巨大な胴体の鱗を持つものが一段、二段くらい立ち上がっていた
龍?
なんだか紙風船のような質感の、青森のねぶた祭りの山車みたいな感じだ

実はこれと同じ様な質感の龍を見た事がある

京都の貴船神社奥宮だ

京都の貴船神社奥宮でも、初めて訪れた時はトカゲみたいな顔の女の人がいて、
camphoreriproject.hatenablog.com

二度目に訪れた時は紙風船みたいな質感の龍が立ち昇っていた

貴船屋宮 この岩の下に貴船が隠されているとされている

山、トカゲの顔の女の人、紙風船のような質感の龍・・・

この共通点はなんだろう

夏の二人展を終え、半年ほど経った2023年二月
「山の話をしたら、エリちゃんと私と三人で山に行きたいとKさんから言われたんだけど、宇部来ない?」とチヅルさんからお誘いがあった
Kさんとは面識があり、浪曲をされている方だ

さしたる用事もなかったので、グリシーヌを訪れる事にした
そして朝早く、Kさんと私とチヅルさんとで鍋倉山に登る事になった

ここで分かったのだけど、異性である男性と行くと山の男性性女性性がはっきりわかる
登ってきた側から見て下手が男性で宮地嶽神社を真ん中に挟み上手が女性っぽい

男性ぽい方

そしてさらに分かった事がある
誰かと行くとその人に分かりやすい記号や音や字でメッセージが来る

例えばKさんはリズムが(私に音感がないのでもはや再現できない)、
チヅルさんには数字や記号で伝える チヅルのチは千であり地だ、というメッセージが来た
それを二人に伝えていく

一番上手の権現様に「千」と書かれたお酒がお供えされてる

夏は草が茂っていて近づけなかった気になる場所に容易に行けた
気になる場所は上手の神社のある所から見て二段三段低くて平たくなっている所だ
そこには木が生えている
木の形は今まで見てきた宮津真名井神社や御許山の木に感じが似ている
いずれも平たい所にポツンと生えている木
そして木が捻じ曲がっているのだ

その木まで行ってみよう! という事になりごつごつした足場を慎重に歩いて下った
チヅルさんが「この木七股に分かれてる!」
と言った

「7が気になる」
とチヅルさんはずっと言っていたので、二人でおおおとなった
チヅルさんが7の話をするたびに、六芒星の真ん中に点が打たれているビジョンが浮かぶ
私は七股に分かれた木の真ん中に入ってみた
ちょうど人が入れるような平らになっている部分があった

気になる木

女の人の歌声が聞こえてきた

「・・・・・せよ ス ス ス ス」

いつもはこの山にトカゲの顔の女の人が一人で祭祀をしている
だけど年に何度か大事な日は複数の女の人が集まり、この木を取り囲み特別なお祈りをしている
そんなビジョンが浮かんできた

歌声の点々の部分は何を言っているのか聞き取る事が出来なかった

もしかしたら特別なお祈りの日に集まる女性は六人で、真ん中に一人座るのかも知れないなと思いつつそろそろ山を降りようかという話になりいつもは行かないルートから降りる事にした

そしたらそこに廃屋になっていると思しきお寺があった
お寺の横には立派な石碑
インドで修行していたKさんと関係があるお寺のようで、Kさんは興奮気味にお寺の開祖の方について語っていた
インドと山口県の山の共通点に驚いていると、三人ともふと石碑の向かい側に建っている石二つに目が行った
大きめな石と小さな石
二つとも墓石で、小さな墓石の方には「犬の墓」と書いてあった
三人の立っている位置からだと裏側墓石の裏側だったので、なんとなく表に回った

色んなシンクロがあるKさんは興奮気味に大きい人間用の墓石を見て
「家紋が上がり藤だ! うちの家紋は下がり藤だから、上がり藤と下がり藤でゼロ磁場だー!!」
と嬉しそうにしていた
それを見て私とチヅルさんは微笑んでいたのだが、小さな犬用の墓石に
「ナナ」
と刻まれているのを見て三人で大歓声を上げた

チヅルさんには数字や記号で伝える

たどっているルートは確かだ、間違っていないという証としてそういうサインで来るのだろう

そのサインを見逃さない自分でありたいなと思った