実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

六月の伊勢・一日目 後編・変化球

二見興玉神社

宿は二見興玉神社からすぐの、海が目の前に見える所に泊まった

伊勢神宮のほど近くの宿を予約していたのだけれど、人数が割れたので急遽この二見のお宿になったらしい

実は二見興玉神社山口県に行った時に、あの秋吉台で視た図形の中に文字が入っているアレ
https://camphoreriproject.hatenablog.com/entry/2019/05/20/185650





その時の主催者であるSさんが

「俺二見興玉神社で同じものを写真に撮ったよ! ほら!」

と見せてくれたあの神社だったので(山口の時は勿論、二見オキ・・?何それ知らない状態だった)、何か感じるかと期待していた

神社に行く前に、お宿の前でYさんを撮った写真がこれ



私のカメラ、一度もこんなフレア出た事がない
そして拡大してよく見ると、曼荼羅が二つ・・・?


さらに拡大してよく見ると中に字みたいなのが書いてある



やっぱり何かこの人あるな・・・と思う事しきりだ

宿のお部屋はなぜか二部屋使わせてもらう事になった

「ちょうどいいわ! 片方の部屋に布団ひいて、もう片方に魔法陣持って来たから魔法陣ひきましょう!」

多分このお宿で部屋に魔法陣ひいた人、初めてなんじゃないかな・・・

Yさんは伊勢のこの旅の前日に奈良の石上神宮に行って、やはり宿泊先で魔法陣をひいたという
その魔法陣には、真っ赤な目をした龍が目の前にどどんと現れ、目がばっちり合ったのでとりあえずいいこいいこしたという

魔法陣だの龍だの傍らで聞いていると完全にどうかしちゃったのかな、という一行である

荷物を置いて、二見興玉神社
https://ja.wikipedia.org/wiki/二見興玉神社
へと向かった

夕日の美しさに見惚れていると、すぐに夫婦岩が見えて来た


思ったより鳥居が小さい
そして穏やかな感じだった

お社をお参りすると、真っ赤な色のねじねじが視えた
ねじねじは龍に関係する場所でよく見るけれど、
真っ赤な色は初めてだったので、ちょっと怖かった

この時点で私はこのお社が誰をお祀りしているのか、知らなかった(というか今wiki見て知りました・・・猿田彦様とウカノミタマ大神なのですね・・・)

夫婦岩の写真を撮っていると、黒い蝶がひらひらとしていた


先輩とJさんが歩いて行ったと思われる方向に向かってひらひらしているのでそちらの方向に進んで、思い立って振り返り、蝶の動画を撮った

竜宮社のふくふくとした女の人

それから急いで二人の歩いて行った方へ行くと、私が来るのを待っていてくれたみたいで、着いたと同時にお参りと祝詞が始まった

竜宮社と書いてあるけれど、詳しい事はよくわからなかった


そしたら

顔が現れた


ふくふくとした、女の人の顔だった

微笑んでいる


それから全体が視えて来た




これは・・・ドラ◯ンボールにこういう登場人物いますな・・・

という感じの姿形をしていた

下半身ねじねじは初めてだったので、蛇系なのか龍系なのかまた別のものなのか、よくわからなかった
それから上半身裸なのも初めてだった

この方はどういう・・・・???

と少し戸惑った

肌は真っ白だった

私は視え始めてまだ日が浅いが、巫女的な要素を持つ神様は肌が真っ白だ
ほぼ全員そうだった

程なくしてお参りが終わり、海で夕日を見て宿に戻った

戻る時に、YさんがJさんに

「さっき竜宮社でお参りしている時にね、竜王様に『オンナガミを連れて来た』と言われたの今度の旅で行く神社のご祭神の、菊理姫かも」
と話しているのが聞こえた

満月の儀式

楽しく夕飯を食べてさっきの事はすっかりと忘れて、

「いよいよ儀式するわよー11時11分にスタートするからお風呂入って来なさい」

とお母さんの様に言われて、私とJさんはお風呂に入った

お風呂から戻ると、畳の部屋にばばーんと魔法陣がひいてあった


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↑これは別日に撮ったものを加工してみました
大きさは2m×2mくらいあります

儀式の内容はYさんの企業秘密かも知れないので伏せるとして、その日は満月で一種独特な雰囲気だった

前回の魔法陣の儀式の時も満月で、あまりのパワーに話がしばらくできないほどだった

前回と違うのは魔法陣の中央に置かれたのがお水ではなく日本酒だという事だ

儀式の後半で目を閉じて瞑想の様になる


龍が次から次へと視える

この魔法陣から生まれているのか、この土地が龍を生んでいるのかわからないけれどまるでどんどん泉の様に誕生している感じだった

白龍は所々真っ赤でまるで紅白の一本の紐のよう

気性が荒そうなワイルドな黒っぽい龍

みんな視えてはどこかへ消えていく

その中でこちらを見ている龍がいた

まんまるの金色の目をした、まだウロコがそんなにないツルツルとした龍

緑色や青、紫の玉虫色みたいな身体の色で毛が真っ黒で豪快に生えている

身体も小さいし、まだ子どもの龍の様だった



なんとなくこれはこの小さな龍をいただいてしまったのかな、と感じた

目がまんまるでかわいいのでまんまるちゃんという名前にした

Yさんの儀式は40分程で終了した

審神者

どうだったー?

と聞かれたので、龍が・・・次から次へと・・・すごかったです・・・と言葉少なに答えた


「この前は真っ赤な目をした龍だったけど、今回は魔法陣に白くて赤い目と赤い舌がチロチロッてした大きな蛇が出て来た〜」

とYさんは言った

さっきの所々赤が混ざる白い龍はその蛇さんだったのかな・・・と思いYさんに紅白の龍を視ましたと告げた

まだまだ虚脱状態の中で

「えりちゃん、それ飲み干してJちゃん視てあげて」


「え」


「それ」というのは魔法陣の真ん中に置かれた湯飲み茶わんになみなみと注いだ日本酒の事である

なんとなくなみなみと注がなくてはいけない気がして儀式が始まる前に私が注いだ
儀式の終盤で皆それぞれ一口ずつ飲んだけど・・・

「これすんごい残ってますよ・・・一人で飲めないーそして一人で視るのやだー」

とあれこれ理由をつけて抵抗した

「飲めるよ全然。それに俺もフォローするから視て視なよ」

とYさんは言った

私は覚悟を決めて茶碗を持つと、こぼさない様に気をつけながら一気に飲み干した


飲み干すと、Jさんの方を向いた

そして第一声をJさんに投げかけた

何を言ったのか覚えていないけれど、最初の一言から核心に触れた様で、Jさんと深く繋がる事が出来た気がした

どうしても自分の内的なものに引き込まれてしまい、ポツリポツリとしか話せないのを、

Yさんがうまく建設的な言葉で説明していた・・・のは覚えている

最近読んだ本や文献の中に古来の日本では男女がペアで神事をしていたという

女性が神を下ろし、男性が解釈し人間の言葉でわかりやすくする

巫女と審神者

二人で一人の人を視た事がなかったので、とても新鮮だった

でも実は「えりちゃんそれは違う」とか言われたらどうしよう?とビクビクしていた

Jさんに対しても以前の接客業のクセなのか言葉を選んで説明した

全部終わった後に、Yさんと私は椅子に座り、向き合う形になった

「えりちゃん、あなた全部視えてるくせにどうしてオブラートに包んだ言い方するの? ちゃんとオブラートに包まずに言いなさい」

「本気でぶつかりなさい

今までになく、Yさんは厳しい口調で私に注意をした

だけれど本心から思った事を言ってくれているのだな、と感じた

「わかりました」

と私は静かに答えた


二見興玉神社のご来光を見るという事で、睡眠時間を確保したいJさんはお布団部屋に行った

私とYさんはずっと話していて、それは大半が馬鹿話で、

Yさんはダイエット中なのにバナナ食べたりおせんべいを食べたりしてしかも

「半分こしよー」

だの

「おいしいよー」

だの誘惑してきたが、負けなかった

結局起床まで40分しかなかったけれど一応お布団に入ったが、Yさんがふざけまくっていたので30分くらいしか眠れなかった

先ほどの魔法陣、龍、二人で視る流れが劇的すぎて興奮していたのもある

それでも私は無理やり目を閉じた








次の日に「オブラートに包むのはやめて本気でぶつかりなさい」発言は、あれ半分上からのナニカに言わされてて半分俺であって俺じゃないわーとYさんは語っていて、すごく納得がいった
なぜなら全く普段のYさんと違ったからだ