実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

四月の山口県・転機 一日目

なぜ山口

山口県に一緒に行きませんか?」

結構突然、
結構四月間際にR子さんからお誘いを受けた

実は、某地方に一人旅を計画していたのだが、計画が具体的になればなるほど、数日間警告夢や体感で災害が起こる気がしていて、
これは行くなという事なんだろうか・・・と某地方行きを戸惑っていた矢先のお誘いだった

「行きまーす」
とあっさりと返事した
某地方は今回は行くなという事なのだろう
山口行きが決まった数日後、
「ズレた」
という感覚があった
沢山の犠牲が出るのは免れる地点にズレたみたいだった

Sさん

その山口県の旅行は、いわゆるリトリートというものだった
R子さんと、Sさんという男性の方が主催だという
Sさんがどういう方なのか、誰が参加するのかよくわからないまま参加した
空港までR子さんとR子さんの親友のJさんに迎えに来てもらった
泊まる所もちゃんと把握していなかったのだけど、R子さんのご実家は離れもあってそこに泊まるという事だった
程なくしてぞろぞろと今日の参加者が到着した

Sさんはにこにことした穏やかな、岩城滉一さんに似た方だった
私以外の参加者さん達は、独自の統計学で役割を指し示すというSさんのご著書を読んでいたり彼のセミナーを受講したりしていて、何も知らない私は完全にアウェーな感じがした

自己紹介をする中で、R子さんは
「えりちゃんはすごいの。後ろに何か視えたり、それを絵にして描いたりしてくれるの」
と紹介してくれたので、スピリチュアルに関心が高くて参加したのであろう女性陣の方々からは温かく受け入れてもらった

R子さんのご実家の裏にあるお宮にご挨拶をしてから、萩市の海岸に向かった

初対面の人達と、しかも大人数で、別の人がセレクトした神社や場所に行くのは初めてだったので、何が起こるのだろうと自分でも胸が躍った

虎ヶ崎 笠山

山口県について「ふぐ」以外全く知識がない
Sさんについてもよくわからないというないない尽くしの初日は、笠山という所に行った
岬の反対側には椿が群生している
Sさんは一時間ほど自分の好きな所で瞑想をして、後で感想を聞かせてください
というものだった



私は堤防まで不安定に岩場を辿り、腰を下ろした

空がとても青かった



Sさんに教えられた呼吸法で呼吸すると、程なくして龍が飛び回っている気配がした
自然に近い龍で悠々と気持ち良さそうにうねるように海上のすぐ上を飛んでいる
龍の気配を感じていると、鱗が大きなネット状になって、じょうごを逆さにした様な形で、
海のエネルギーを天に向かって届けている様な気がした


椿の群生林の方にも行ってみたけれど、(本物の)蛇が出るのでは、と落ち着かずに集中出来なかった


岬にあるお茶屋さんで甘酒を飲みながら銘々がどんな体験をしたのかを語った
中には私と同じく龍を感じた人がいて嬉しかった
私は先ほど感じた事を皆の前で話した

お茶屋さんで休憩してから笠山に登ってみようという事になった
笠山は東洋で一番小さい火山だった
階段の途中で、Sさんに呼び止められた
何だろう・・・やはり私浮いているから注意されるのかな・・とSさんに近づいてみると、

「これ」

と看板を指差された

それは笠山についての説明の看板だった




女性の笠を伏せた様な形をしているから笠山という名前がついたという


「この笠山のエネルギーを形として視たんじゃない?」
とSさんは言った


展望台まで上がるとMさんという方が

「ねえ私の後ろに泣いている女の人おる?」
と話しかけてきた

暗い所だと視えやすいから暗い所に行きましょうか
と移動しかけたら、Sさんのワーク(というのか?)をするから、集まってという事になりその日はその件はうやむやになった

その日の夜は同じく離れに泊まる人の身の上話を夜中の三時まで聞いて、寝た