実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

七月のイスラエル まとめ 類似と相違

イスラエル・・・ユダヤ教の文化

適当な理由で行った旅だったけれど、実際に聖書に出てくる場所を見たり触れたり出来るのは感慨深かった




あの後エルサレムのホテルをチェックアウトして、家族の彼氏のおじいちゃんの家(ややこしい)にお世話になった



金曜と土曜は休息日なので、必ず親族が集まりシャバットディナーをする

この国は七割がユダヤ教、三割弱がイスラム教、残りがキリスト教なのだそうだ


おじいちゃんはヘブライ語しか話せない

二人きりにされてどうしよう? と思ったけれど、グーグルの翻訳機能とジェスチャーでなんとかお話をした
お話をしたら、にこにこしながら一生懸命お話してくれて一気に仲良しになれた

おじいちゃんは80代で、小さな頃にお母さんを亡くして二十代で結婚をしていた
休息日だけ特別にウイスキーを飲むのだそう

おじいちゃん可愛い

おじいちゃん好き

おじいちゃんは自分の今までの半世紀をパソコンで文章化していた
え、読みたいと思ったけれど、すべてヘブライ語だった




シャバットの時のお祈りはみんなで立ってパンと塩が置かれたテーブルを囲み、年長者がお祈りをする

合いの手で「アーメン」と他の人が言う

お祈りが終わると年長者が塩をつけたパンをちぎりみんなに手渡す


תּוֹרָהそれから「シャバットシャローム」と言いながら隣にいる人の頬にキスをする(真似だけで大丈夫らしい)


シャバットの為のディナーはおじいちゃんがほぼ一人で用意していた

夕方から続々と集まる親族・・・

孫の彼氏、孫の彼女なんかもいる

みんな手伝わずにいる

手伝いましょうか? と声をかけるも良いから良いから!! 座ってなさい

と言われる

ほどなくしてディナーの用意ができてみんなで庭で食べる


隣のお家の庭からも声が聞こえる

これは子供達はグレにくいのでは・・・という様な家族を大事にする毎週の行事だった


メニューはグラタンぽいもの、牛タンをなんかしたもの、シュレッツェル、サラダ、フレンチフライしか食せない孫の彼氏の為にフレンチフライなどがあった

シュレッツェル(チキンのカツレツ)はイスラエルではポピュラーな料理らしくて、至るところで見かけた


ワインをみんなで飲んでとても楽しいディナーだった

その後おじいちゃんはエプロンを着けてお皿洗いをしていた
可愛い・・・

手伝いを申し出るがまたもや断られる

息子であるおっちゃんがおじいちゃんを手伝い、二人並んでエプロン着けていた

可愛い・・・

毎週これするのすごいなあやっぱ子供ぐれないんじゃないか・・・と思いつつみんなでなぜかライオンキングを観に行った

英語の音声ヘブライ語の字幕のライオンキング

映画館は賑わっていた

嘆きの壁を見に行き、正統派ユダヤの人は630もの戒律を守っていると教わった
戒律守りすぎて仕事をする事が難しいので、国が彼らを保護し、彼らの奥さんが働きに出るそうな


2018年に流石に国の財政を圧迫していると言う事で、保護はなくなったらしいのだが、急に今日から働けと言われても土台無理な話らしく、いまだに国が彼らを守っているらしい

彼らの奥さんは剃毛し、頭にスカーフを巻いている
もしくはカツラなのだそうだ
頭髪は他の男性を誘惑してしまうものとして、既婚者はもう必要ないものとして髪の毛を剃るらしい

すごいね・・・

ユダヤ教にはトーラーと呼ばれる巻紙の様な形の「律法」とタルムードと呼ばれる生活をしていく上での「教え」がある


タルムードは何巻もあって、病気にならない過ごし方とか冠婚葬祭の時はこうしなさいとか書いてあるらしい

色々大変そうである

ユダヤ人は常にグレーゾーン」

と家族の恋人のPが車を運転しながら言っていたが、言い得て妙だなと思った

賢く強く団結力と行動力がある


嘆きの壁に行く前に手を清めるお手水があったり、シャバットで清めの意味の塩を使ったり、嘆きの壁にお願い事書いておみくじとか絵馬みたいに壁の隙間に挟んで願掛けしたり、なんとなく日本の神道と類似する部分があるなーと感じた←この時は

火葬はしないとか、そこら辺は違うなーと感じた←この時は


イスラエルのこの旅が、まさか後々の沖縄旅行とつながるなんて予想だにしていなかったのだけれど、

つながっちゃって本人が一番びっくりである


リアルタイムとの時差をなるべく縮めたいので、沖縄のとこまで一気に書きたいので皆さん生暖かく見守ってほしいです・・・