実録霊性開花日記

e-mail camphor.eri.project@gmail.com 山楠えり 2018年7月にセドナに一人旅をして何かが開花して帰国

開花・ゼロ セドナ五日目

ボイントンキャニオンへ

その日はボイントンキャニオンへトローリーバスに乗って行く日だった
朝から集合場所へ行き、トローリーに乗り込んだ





トローリーには運転手さんとガイドさんがいて、ガイドさんは十代にしか見えない可愛らしい女の子だった
淀みなく観光名所と謂れを説明してくれて時折ジョークの様なものを言って車内を沸かすのだが、
あーなんとなくジョークっぽい事言ってるんだろうなーぐらいにしかわからなかった
英語力の拙さとそして、実は朝から出血量がびっくりするくらい増えていたので集中力が途切れがちだった
英語が拙い私は、聴き取りに異様に集中しないと聴き取れない
途中いくつかの観光名所を経てボイントンキャニオンに着いた
ボイントンキャニオンは終着点ではないので、私だけ途中で降ろしてもらう様になんとか伝えた
日本人のブログを読むと、皆こぞってここにあるカチーナウーマン
www.tripadvisor.jp
というパワースポットを訪れていて
行き方や詳しい道のりを書いてくれていた

駐車場辺りで降ろしてもらって、一人でボイントンキャニオントレイルに入る
ここを訪れた方達のブログを読むと、ものの数十分でカチーナウーマンに着くはずだった
西側にはおそらく大きなホテルだろう、建物が見える
それから人の話し声も聞こえる
昨日の完全に大自然の中、一人という状況とはまた少し違っていて多分に人の気配があった
人の気配は感じられる=スマホの電波があると思い込んでいたけれど、全然電波が入らずにグーグルマップが機能しなかった

結構歩いているのに全くカチーナウーマンにたどり着かない
自分の勘を総動員しなければいけないけれど、なんとなく西側の大型ホテルの人工物や人の気配が気になってしまい、
集中できなかった
そしてどんどん腹痛がして来た・・・

もう一度分岐点まで下って今度は逆方向に行ってみる
途中でマウンテンバイクの二人連れとすれ違ったけれど、彼らがなぜ降りて来たのかわかるぐらい岩が険しくゴツゴツしていた
上に登って行くに連れて息が上がるし急ピッチでお腹が痛く、出血も増えて来たみたいだった
昨日までそんなでもなかったのにな、と思いながら頑張ってたどり着こうとしたが、どうやってもたどり着けなかった
一時間後に迎えに来るからね、とトローリーのガイドの女の子が伝えてくれたからそろそろ駐車場まで戻らないといけないかもしれない

結局諦めて下山した
下山している途中に昨日のビジョンの続きの様なものが出て来た
ちょっと自分でも信じ難いけれど受け入れる事にした

地球に水をもたらしたのは生き物が生まれると知っていたから
しかしどんな生き物が生まれるかは彼らにも想定できなかった
侵略とかそんな事ではなく、単に生まれて来るものに愛情と期待があった
人間が誕生した時、彼らは人間に対して羨望があった
なぜなら人間にはない機能を彼らは持っているが、
彼らにないものを人間は持っている(耳の機能がどうやら羨ましいみたい)
ワニ顔の宇宙人達は概ね善良な人達だった
けれど中にはそうではない悪い心を持つ仲間もいた
あのブラックバイトの執拗なまでに意地悪な人も、かつては悪い心を持つ方の仲間の一人だった


え?あの人もワニ顔宇宙人なのかよと思ったけれど、とにかく受け入れた

駐車場辺りに沢山自生しているジュニパーベリーの葉っぱをちぎって匂いを嗅いでいたら、
やがてトローリーが再び現れた



帰りのトローリーから撮ったカチーナウーマン
こんなに近くに見えるからたどり着けると思ったけれどたどり着けなかった・・・



街中に着いたら、かなりの出血量になっていた
薬局が見当たらないのでコンビニでナプキンを買った
歩く度に体感でものすごい量の血が出ていた

自己過信

「次の生理は、おそらくかなりの出血量になると思います」
アメリカに旅立つ直前に、主治医からこんな風に言われたのを思い出していた
その時の私は、九年間くらい薬で生理止めていたんだから、急に出ないっしょーと楽観視していた
おめでたい
おめでたすぎる・・・
両手にコンビニで買ったナプキンを抱えて、服を汚さない様にそろりそろりと歩く私は
「私って他人の話に耳を貸している様で貸していない」
と自覚した
先生ごめんなさいと思いながらなんとかホテルまでたどり着き、これ日本にいたら間違いなく病院直行しているなと思いながら寝た

貧血から来るめまいと痛みと多大な出血量だったけれど、なぜだか翌日のチャペル行きはキャンセルしたくなかった